認知症解決ドットコム

認知症の家族の負担を減らすための情報サイト

認知症3つの原因は克服できるか?

      2015/08/14

認知症の3つの原因とは?

認知症は、脳が変性することで起こる「記憶障害」「知能障害」「見当識障害」などが現れる症状のことで、特定の疾患名(病名)ではありません。

認知症の原因は様々ですが、大きく分けると「脳血管型」と「脳内タンパク質蓄積型」の2つで、認知症の約90%を占めます。その他は「そのほかの原因型」になります。

「脳血管型」原因の認知症

「脳血管型」認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳内血管が原因となります。動脈硬化、高脂血症、高血圧、糖尿病などが引き金になります。

「脳内タンパク質蓄積型」原因の認知症

「脳内タンパク質蓄積型」認知症は、神経細胞表面に『βアミロイド』というタンパク質が蓄積して、神経細胞「シナプス」の情報伝達力を低下させ、認知症を引き起こす「アルツハイマー型認知症」。進行すると神経細胞中にもリン酸化されたタウ(Tau)という異常なたんぱく質がたまって、神経細胞を死滅させます。

また、レビー小体型認知症は、レビー小体というタンパク質が、脳内に蓄積することが分かっています。

そのほかの原因型

過度な飲酒がもたらす「アルコール性認知症」、何らかの病気が原因で起こる「正常圧水頭症」、ウィルスで起こる「脳梅毒」、免疫不全症候群により発症する「エイズ脳症」、狂牛病などがあります。

遺伝性はあるのか?

現段階では、どんな遺伝子なのか特定されていませんが、アルツハイマー病の原因となる遺伝子があることは分かっています。

 

降圧剤が原因かも!?

認知症にかかる65歳以上の8割は、血圧をさげる降圧剤を服用していることが分かっています。70歳以上の4割が降圧剤を使用していることからも、認知症の原因であることが疑われます。

年齢的に降圧剤の服用者が多いのも当然なのですが、体は血圧があげる理由があるのです。血圧があがる直接的な原因は、動脈硬化や血栓などで、血流量や血管の収縮力が落ちたため、それをカバーするために心臓ポンプのパワーを上げるのです。

その理由は簡単で、心臓よりも上にある『脳』に、酸素と栄養を届けるために血圧をあげているのです。血管が脆くなっているので、脳内の血管破裂のリスクもありますが、体は常に助ける優先順位があり、いつ起こるか分からない血管破裂よりも、全身の司令塔であり、酸欠により数分から十数分で死滅する脳細胞を守ることを優先するのです。

降圧剤は、その危機管理能力に逆らい、血圧を下げることで、脳への酸素や栄養の供給力が落ち、脳機能を低下させてしまうのです。どちらを優先するか、医師としても難しい判断です。

しかし、血管の柔軟性は、生活習慣の改善やサプリメントの摂取により、高めることができるので、薬に頼らずに血圧を安定させることが最良の方法です。

 - 認知症とは? , ,