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幻覚・幻聴・錯覚への対応!

      2015/08/14

認知症に多い症状として、幻覚、幻聴、錯覚などがあります。

幻覚・幻聴・錯覚とは?

記憶障害に次いで多い症状が幻覚・幻聴・錯覚です。実在しないものを見えるというのは幻覚です。実際に存在しない音や言葉が聞こえるのが幻聴です。また見誤ったり聞き間違えるのが錯覚です。一般の健常者でも見誤ることはあります。虫とゴミを見誤ったり、誰も呼んでいないのに名前を呼ばれた気がしたりすることです。錯覚は誰にでも起こることですが、その頻度と度合いが高いのが特徴です。

 

幻覚・幻聴・錯覚の原因は?

実際に見たり聞いたりしているのは、目や耳でなく、視覚野や聴覚野といった脳です。脳と5感に大きな情報伝達のズレが生じていることがあります。その原因は、脳機能の異常による誤作動や、過去に見たものや想像したものが視覚野に映し出されている、ことなどが考えられます。また不安や恐怖、間違っていても思い込んで訂正できないことでも起こります。

認知症の中でも「レビー小体型認知症」が、初期段階でもこのような症状が見られます。またパーキンソン症状の薬でも、これらの症状が発生することがあります。

 

幻覚などの症状がでたときの対応

絶対に否定しない!ことです。本人は本当にそう思っていますから、否定や無視をすると、苛立ちから暴力や暴言、さらには食事拒否や介護拒否に発展することもあります。

もし「誰か知らない人がいる」などと言ったら、「誰かしら?お客さんですかね?」「もう帰っちゃたのかしら?」と答えると安心します。

「虫や動物が入ってきた!」と言ったら、追っ払うしぐさをして「あっち行きなさい!」と話にのってあげることで、本人は安心します。反対に不安や不満を与えると、症状を悪化させますので、家族全員で協力して演技してください。

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