認知症解決ドットコム

認知症の家族の負担を減らすための情報サイト

見当識障害への対応

      2015/08/14

見当識障害とは?

初期症状にみられるのが、記憶障害にならんで見当識障害が多い症状で、中核症状のひとつです。外来で認知症の判断をするときも確認される症状です。

見当識障害とは、今どこにいるのか、季節は、日にちは、曜日は、誰と話しているのか、などの自分かおかれている状況を認識することができない症状です。

  1. 季節や時間が分からない!
  2. いる場所が分からない!
  3. 人が分からない!

の3つが主な症状です。それにより、現在いる場所が分からない、帰る道が分からないことによる「迷子」や「徘徊」、トイレの場所が分からなくなる「失禁」などの周辺症状が起こります。

中核症状・周辺症状は「認知症の症状と対応 編」または「認知症の2大症状とた対応」でご確認できます。

 

見当識障害への対応

見当識障害の各症状に、個別対応することになります。

 怒らない!強制しない!

けして怒らないで下さい。強制することも不安や不満、怒られる恐怖などで逆効果になり、症状を悪化させることになります。

まずは話をあわせ、やさしくコミュニケーションをとってください。安心することで症状が穏やかになることがあります。

日にち確認を日課する

毎日会話の中で、季節や月日の話をすることで、認識する癖が症状の緩和につながることがあります。また、散歩を日課にすることで、草木や気候などを体感しやすくなります。

トイレを分かりやすくする失禁への対応

失禁のもっとも多い原因が、トイレの場所が分からなくなるといった「見当識障害」から派生する周辺症状です。

  • 定期的にトイレへいざなう
  • 部屋をトイレの近くにする
  • トイレの目印を分かりやすくする
  • トイレまでのカーペットの色を変える

などの対応で、失禁を減らすことができます。

失禁(機能性尿障害)への対応

その他の対応

症状があるために、家の中に閉じ込めるケースがあります。これは症状を悪化させることになりますので、なるべく付き添い付きの散歩や外出を行ってください。5感で様々な刺激を受ける機会が増えますから、認知症の改善につながることになります。マンネリは症状を進行させるのです。

 - 認知症の症状と対応 , ,