認知症解決ドットコム

認知症の家族の負担を減らすための情報サイト

脳機能を高めるリハビリ治療法!

      2015/08/14

認知症の非薬物治療には、リハビリテーションがあります。日常生活を行うための身体的や精神的機能を高めたり、認知機能や精神、行動症状や感情、包括的生活の質(QOL)を向上させたりする目的があります。

アルツハイマー型認知症に有効なリハビリ

他のリハビリテーションとアルツハイマー病のリハビリはちょっと違います。患者さん自身ができることを自分のペースで行うことで、失われた能力を回復させたり、脳の活性化させたりする効果があります。

人との交流で社会性や向上心も高まり、患者本人だけでなく、家族と一緒できる環境をつくることも大切です。

現在、日本で導入されている主なリハビリは、以下のとおりです。

行動療法
徘徊や失禁、幻想やせん妄など、認知症における行動障害の原因と行動パターンを分析して、症状が起きる直前の行動パターンを変えることで、症状を抑制する行動志向の心理社会的療法です。
回想法
アメリカの精神科医であるロバート・バトラー先生が考案したリハビリ法で、患者本人に過去の思い出を語ってもらう心理療法です。思い出の品や写真を見せて話してもらうことで、脳の活性化を促し、安心感を与えるという目的があります。
回想法は、マンツーマンでする「個人回想法」と、数名で行う「グループ回想法」の方法があり、日本では「グループ回想法」を採用している施設が多いです。
音楽療法
音楽を聴くだけの「受動的音楽療法」と、参加する「能動的音楽療法」の2つがあります。「受動的音楽療法」は好きな音楽や若い頃に流行った歌、クラシック音楽やヒーリングミュージックなど、入浴中や食事中などにBGMとして流して、気持ちを落ち着かせ穏やかな状態にする療法です。
「能動的音楽療法」は、歌に合わせて踊る、カラオケで歌う、カスタネットやタンバリンなどの簡単な楽器を使って、楽しい気分を思い出させ、協調性やコミュニケーション力を改善させる療法です。
芸術療法
アートセラピーとも呼ばれ、 絵画、粘土細工、陶芸、写真、詩歌、俳句、園芸、心理劇などを行うことで、精神状態に働きかけ、感情を安定させる治療法です。

 

 - 認知症の治療とケア , , ,