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認知症の治る種類と特徴

      2015/08/14

「治る認知症と治らない認知症」「病名と症状名」など、認知症はいろいろな分類が出来ます。

治る認知症と治らない認知症

認知症は原則治りません。

ただし、脳血管性認知症のように、明らかに脳梗塞や脳出血などの原因が明らかな場合、その病気が治れば、認知症の進行は止まります。しかし、治るまでに死滅した脳神経細胞は元には戻りません。それ以外は進行型になりますので、進行を遅らせることができても、治すことはできません。

治る可能性がある認知症

脳血管型認知症、まだら認知症(脳血管系が原因の場合)、アルコール性認知症、正常圧水頭症、

治る可能性がない認知症

アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)、レビー小体型認知症、前頭側頭画型認知症、

それ以外の認知症

・まだら認知症などは脳全体ではなく、まだら状態で脳細胞が死滅している状態をいう。
・若年性認知症は症状ではなく、65歳未満が発症した場合に使う。
・また、いくつもの症状が同時に 同時に発症することもある。

 

認知症の予備軍「軽度認知障害」

軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Inpairment )は、認知症と健常者との中間に位置する状態のことで、認知症の予備軍、またはグレーゾーンとされます。適切な処置をとらないと、認知症になる可能性が高い状態のことです。

軽度認知障害については「軽度認知障害とは?」に掲載しています。

 

認知症のいろいろ

 アルツハイマー型認知症

『βアミロイド』という異常タンパク質が、脳内に蓄積して起こる「進行型の治らない認知症」の代表で、認知症の半数がこのタイプです。症状は記憶障害、認知障害、見当識障害、徘徊や幻覚などの周辺症状が起きます。発症までには数年から十数年かかるとされ、早期発見することで発症を抑えられます。 アルツハイマー型認知症をくわしく知りたい方は「アルハイマー型認知症」をご覧下さい。

レビー小体型認知症

『レビー小体』という異常タンパク質が、脳内に蓄積して起こる「進行型の治らない認知症」です。原因は不明で、認知症全体の20%で男性に多く現れます。症状は幻覚・幻視が多く、パーキンソン症状やうつ症状が特徴的な症状です。 レビー小体型認知症をくわしく知りたい方は「レビー小体型認知症」をご覧下さい。

脳血管性認知症

脳梗塞や脳出血により発症する認知症で、原因の病気が治れば進行も止まります。ただし、治るまでに死滅した脳神経細胞は生き返りません。症状は死滅した脳細胞により異なり、まだら症状(まだら認知症)になります。 脳血管性認知症をくわしく知りたい方は「脳血管性認知症」をご覧下さい。

若年性認知症

65歳未満の方が認知症を発症した場合の総称です。例えば「アルツハイマー型認知症の若年性認知症」などです。症状や治癒、治療法は種類により異なります。発症平均年齢は51歳です。 若年性認知症をくわしく知りたい方は「若年性認知症」をご覧下さい。

その他

アルコール性認知症
正常圧水頭症(NPH)
前頭側頭型認知症(FTD)
まだら認知症

進行レベルの初期・中期・後期

認知症の進行状態で分類することができます。通常は、初期(軽度認知症)、中期(中度認知症)、後期(重度認知症)の3段階で表します。

初期であれば、治療や予防法が有効に機能します。中期であれば、ほぼ周辺症状を薬物療法で抑え込むのが限界です。それも数ヶ月で薬の効果は薄くなってきます。後期の場合は、ほぼ寝たきりの状態で、自力で行動することが出来ない状態です。他の病気も発症しやすく、終期を迎える状態です。

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