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認知症予防に効果的な運動とは?

      2015/08/14

運動で認知症予防に効果がある理由

運動することで、認知症の予防や改善をすることが可能です。それには理由があるのです。

認知症発症前に、グレーゾーン期間がある!

多くの認知症には、発症のための準備期間があり、そのグレーゾーン期間中であれば、発症を止めたり遅らせたりすることも可能です。発症してから取り組むよりを効果的なのです。その期間は認知症の種類によって異なります。例えば、アルツハイマー型認知症の場合は、短くても数年、長い場合は20年近くも潜伏進行しているのです。

また脳血管性認知症の場合は、脳梗塞や脳出血によって発生するため、血管の柔軟性や血栓の大きさや数が分かっていれば、運動や生活習慣の改善で、リスクを遠ざけることが可能です。脳血管性の場合は、簡単な健康診断や問診だけで推量することもできます。

いずれにしても、認知症には発症前のグレーゾーン期間があり、多くの場合運動を含めた予防法で、リスクを回避することが出来ます。もしも、万一発症したとしても、改善に運動が有効であることは変わりません。

運動が認知症発生因子を排除する!

認知症の原因は、ハッキリ分かっていないこともありますが、脳神経細胞が破壊されるか、萎縮しているという共通があります。脳神経細胞が破壊される直接的な原因は、3つに分けられます。

  1. 特殊タンパク質などによる内的要因によるもの
  2. アルコールなどの外的要因によるもの
  3. 脳血管系の障害によるもの

2、のアルコールについては、自己管理の問題ですから、ここでは説明しません。3、についても脳梗塞などは生活習慣による影響が大きいので、ここでは省きます。

そして、もっとも危険で治らない認知症の原因となるのが①の特殊タンパク質などの内的要因です。アルツハイマー型認知症の場合は「βアミロイド」、レビー小体型認知症は「レビー小体」といったタンパク質の蓄積により、脳の破壊と萎縮は始まります。

アルツハイマー病を詳しく知りたい方は「アルツハイマー型認知症」をご覧下さい。
レビー小体型認知症を詳しく知りたい方は「レビー小体型認知症」をご覧ください。

運動をすることで、認知症因子である「βアミロイド」を分解するネプリライシンなどの酵素が活性化します。それによりβアミロイドの蓄積を防ぐのです。

さらに、筋肉細胞から放出されたホルモンが、脳神経細胞の死滅を防ぐ神経栄養因子(BDNF)を増加させるとともに、神経細胞の活性化や神経伝達機能をアップさせます。

 

認知症の予防に効果!2つの運動

有酸素運動による脳の活性化!

基本は有酸素運動です。近年、呼吸力低下による慢性的な酸欠が指摘されます。特に外出の機会の少ない高齢者は、血液や体液の循環も悪くなり、さらなる酸欠を招くことにあります。いわゆる生活不活発病です。

定期的な有酸素運動により、体内(脳の含め)に新しい酸素を取り入れるとともに、総入れ替えすることで、脳の活性化や脳の老廃物の排出に貢献することができます。深呼吸をして頭がスッキリした経験はありませんか?もっとも手軽で改善が早く、予防力がある方法が有酸素運動です。

例:お散歩(できれば早めに歩く)、軽いジョギング、サイクリングなどを、1回30分ぐらい、1週間に3~4回が適当です。

コンビネーション運動による脳の活性化!

もっと効果的な運動をされたい方は、コンビネーション運動があります。運動しながら、しりとりや簡単な計算などの頭を使うものです。

例えば、ウォーキングや踏み台で上り下りしながら、数字の100から3を順番に引き続ける計算をしたり、2~3人でしりとりをしながら歩くなどです。

詳しくは「認知症がみるみる改善するコンビネーション運動」をご覧下さい。

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