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混乱する状態「せん妄」

      2015/08/14

せん妄とは?

せん妄とは、意識障害により、頭が混乱した状態です。

脳機能の低下により、脳神経物質の伝達が上手に行われず、混乱や錯乱、時には幻覚の原因にもなります。それにより興奮状態やパニック状態になり、大声をだしたり、暴力や暴言を吐いたりすることがあります。認知症によらないケースもありますので、必ずしも認知症の症状だけではありません。

状況によっては、治る症状でもあります。

 

せん妄の原因

せん妄の原因は、脳内神経物質(脳内ホルモン)の減少、脳神経細胞の萎縮や減少によるホルモン量の低下などです。

その原因は、脱水症状や熱中症状態、便秘や睡眠不足、ストレスや加齢によるものもあります。認知症の周辺症状でもありますが、通常でも起こりうる症状でもあります。

 

せん妄への対応

暴力などに発展した場合は傍観する

殴る、蹴る、叩く、噛み付くなど、想像を超える行動をとることがあります。外出時などは、周囲に迷惑をかけることもありますが、押さえつけようとすると、反対に抵抗が大きくなり、ケガにつながることがあります。まずはちょっと離れて様子をみてください。

いつまでも続きませんから、隙をみてやさしく穏やかに「大丈夫?」などと語りかけてください。否定や責めることをせずに、話をあわせることも大切です。

原因を探る!

脳神経細胞や脳内ホルモンが減少しているワケですが、それが何のストレスからなのか、食生活や睡眠障害から起きているのか、体調はどうか、熱中症にはなっていないか、などの原因が分かることで改善することは可能です。

生活状態の改善と体調管理

原因が分かったら、その原因を改善してください。睡眠状態の改善、食生活の改善、室温管理や外出時の熱中諸対策、など改善できる点が多いのです。

脳神経細胞を増やす食品の活用

食については、酸化する油を使わない、野菜と魚中心の食事にするといいでしょう。脳内ホルモンの分泌を促し、バランスを最適化する「レシチン」などのサプリメントもありますのでご活用ください。

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