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認知症の予防と治療に関する Q&A

      2015/08/14

Q: 認知症の治療とは?

病院で行われる治療は、薬物療法になります。しかし現在の医療では、完全に治すことはできません。

その他には、脳トレやサプリメント、運動や生活環境の変更などもあります。これらは予防としての効果も認められています。

Q:薬物療法にはどのようなものがありますか?

 認知症の初期症状遅らせる薬として「アリセプト」(塩酸ドネペジル)があります。その他にメマリー、レミニールなどがありますが、その薬も症状を遅らせる対処療法的なもので、根治薬ではありません。

 Q:薬を服用するときに注意することはありますか?

薬を服用することや、服用したことを忘れていることもあるので、必ずサポートしてください。直接お手伝いできない場合は、1回ごとに小分けにして、それが減っていることを確認してください。一度で大量に服用することや、捨ててしまっていることもあるので、あわせてそれらのことにも気にして確認ください。

また高齢者は、副作用が強く出ることが想定されるので、薬の飲み合わせは、必ず医師に相談してください。

Q:薬の副作用にはどのようなものがありますか?

眠気、倦怠感、気力の低下、吐き気、かゆみなど、すべての薬に様々な副作用があります。副作用が出た場合、医師に相談するか、服用を中止することで副作用はおさまります。薬物療法の場合、薬を変えてみるか、副作用を抑える薬を服用するしか方法はありません。

Q: 向精神薬は(精神疾患治療薬)は有害って本当ですか?

 向精神薬には、多くの副作用があります。脳内ホルモンのバランスを崩したり、治癒力を低下させたりするものもあります。精神に異状をきたすものもや性格異常、もうろうとすることで、転倒や事故に巻き込まれることもあるので、注意が必要です。

Q:自宅でできる予防やケアはありますか?

あります。むしろ自宅での対策がもっとも大切です。薬物療法では限界と副作用があります。脳を活性化するために生活習慣を見直して、それ以上悪化させないことが大事です。病気だからといって何もさせなかったり過保護にしたりすると、かえって病気の進行を早めることにもなります。

犬の世話、買い物、料理、掃除など、頼ることも大事です。脳トレも効果的ですが、あえてドリルなどをするのもいいですが、受身的な要素が多いテレビを控え、能動的な会話や日常生活内での脳の活性化につとめましょう。

萎縮や機能不全になった脳は、元には戻りませんが、不足した部分を補うように進化することは、年齢に関係なく起こります。積極的にケアしてください。あまり病人扱いしすぎないことも必要です。

Q:認知症で特に気をつけることはありますか?

もっとも気をつけなくてはいけないのが、行方不明と交通事故です。年間1万人以上の認知症患者さんが行方不明となっています。中には発見時に死亡していたり、何年も行方が分からないままになっている方も、少なくありません。また空間認識や危険を感じる機能が低下しているため、平気で道路に飛び出ることも珍しくありません。

さらに、震災が発生した場合に、逃げなかったり逃げ遅れたりすることもあるため、普段から家族で話し合うことも大雪です。

Q:認知症で他の病気を併発したり、悪化したりすることは?

あります。脳血管障害によって認知症を発症させることは有名ですが、反対に認知症によって脳血管障害や心筋梗塞、ガンなどの生活習慣病や肺炎、骨折などのケガをすることもあります。

因果関係はハッキリしていませんが、運動量の低下による生活不活発病、気力の低下によるホルモンの低下やバランスの乱れ、免疫系の低下などの影響が考えられます。

 

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