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アルツハイマー型認知症

      2015/08/14

アルツハイマー型認知症の特徴

もっとも多いタイプ

認知症の50%以上はこのタイプです。患者数も最も増えているタイプで、特に女性に多く見られます。

脳が破壊されていく

脳内に特殊なタンパク質(βアミロイド)が増加・蓄積することで、脳神経細胞を破壊して、脳萎縮を引き起こします。最初に減少するのが、側頭葉にある『海馬』といわれる部分で、短期記憶を司ることから「少し前のことを覚えていない!」という症状から起こるのが特徴です。

先行期間が長い

症状がハッキリとでる何年も前から、進行しています。そのため高齢による物忘れと区別し辛く、気づきにくい特徴があります。「急に怒りっぽくなる」「急に頑固になる」などの性格の変化をともなう場合は、早急に受診してください。

進行が遅い

進行が遅いために、分かりづらいリスクがあります。物忘れや性格の変化などが、早くなったと感じたら、注意が必要です。

記憶障害か始まる

初期症状は、短期記憶の低下です。「人の名前を思い出せないことが増えた」「前日や前々日の食事を覚えていない」などの記憶障害が起こります。あわせて性格の変化も発生します。

 

アルツハイマー型認知症の症状

 ◆ 主な症状

  • 記憶障害・・・物忘れ、約束が記憶にない
  • 判断力の低下・料理、掃除、着替えに支障
  • 見当識障害・・日付季節が分からない、時計が読めない
  • 周辺症状・・・徘徊、幻視幻聴、介護拒否

記憶障害は「記憶障害5つの種類と3つのステージ」でご確認できます。
見当識障害は「見当識障害への対応」でご確認できます。
「徘徊への対応」 「幻視・幻覚・錯覚への対応」 「介護拒否したときの対応」

軽度の症状(目安)

  • 日付が分からない
  • 親しい友人の名前が思い出せない
  • 買い物時に支払いができない

中度の症状(目安)

  • 近所で迷子になる
  • 自転車に乗れなくなる
  • 性格の変化が大きくなる
  • 環状障害が起こる(奇声や大声を発する)
  • 暴言や暴力、徘徊などの問題行動が起こる

重度の症状(目安)

  • 被害妄想が強くなる
  • 幻覚幻聴が起こる
  • 家族や近親者が分からなくなる
  • コミュニケーションがはかれない
  • 身体的機能にも障害が出始める
  • 介護範囲が広がる

 

アルツハイマー型認知症の治療と予防法

早期発見・早期治療の重要性

アルツハイマー型認知症は、治らないとされているため、早期発見・早期治療が大原則となります。異状を感じたら、一日でも早く受診されることをお勧めいたします。軽度であれば、日常生活に支障がない状態まで、改善させることもできます。

薬物療法

認知症治療の中心は、投薬になります。それにより悪化を遅らせることが可能です。アルツハイマー型認知症を完全に治す薬は、まだ開発されていません。

普段の生活を見直しましょう

生活習慣を見直すことで、発症を予防したり、ある程度は改善することも可能です。

~寝不足は進行しやすい

寝不足により、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「βアミロイド」が除去しきれず、脳内に蓄積することになります。質の高い睡眠を心がけてください。

「不眠や睡眠障害への対応」はこちらで確認できます。

~うたた寝はダメ!昼寝はOK!

昼間に眠くなったときは、しっかりと昼寝をしてください。10~15分ぐらいが最適です。長くても30分以上寝ないこと!脳の疲れを取り去り活性化させることができます。

問題は起きているのか寝ているのか分からない「うたた寝」状態や、寝すぎることです。それにより、長時間にわたりボーとした状態が続き、脳の機能が低下させることになります。さらに夜の就寝を妨げることにもなりますので、30分までを厳守してください。

~脳を使いましょう!

あえて「脳トレ」をしなくても、日常生活の中で、脳を活性化させることはいくらでもできます。

生活の中の「脳の活性法」についてはこちら!

~できることはやってもらいましょう!

軽度の症状があるからといって、通常の病人のような扱いをして、何もさせないことは、かえって認知症を進行させてしまいます。頼られることは、気力と責任感を発生させます。それにより脳は、仕事を成し遂げるための体制に入っていきます。できれば、何も考えずにできることではなく、多少考えさせることを選びましょう。

~脳の栄養は足りていますか?

1分間息を止めると、どうなりますか?

苦しくなり、頭の中が白くなっていきませんか?これは脳に酸素や栄養が届かなくなることで起こる現象です。脳は身体と違いデリケートにできていて、それらの不足で脳にダメージが与えられます。

近年の調査結果では、現代人(特に高齢者)の呼吸が浅くなっていることが分かっています。定期的に深呼吸をしたり、軽い運動などで酸素を多く取り込むことを心がけてください。

「認知症の予防力を高めるスーパー栄養素」はこちら!

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