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脳血管性認知症

      2015/08/14

脳血管性認知症の特徴

脳梗塞などにより突然発症!

脳梗塞などの脳血管疾患により、突然発症するタイプの認知症です。血管が詰まるか破れるかすることで、脳の一部に酸素や栄養素が届かなくなり、その部分の機能が低下または死滅することで発症します。ダメージを受けた脳の機能に関する症状が発生します。

若年性認知症の原因の40%

65歳以下の若年性認知症の、もっとも多い原因です。 女性よりも男性に多い認知症であることも特徴です。

近年減少傾向にある

脳梗塞を誘発する糖尿病、高血圧、健康診断やサプリメントの普及などで、予防が進んだことにより、以前はアルツハイマー型認知症に次いで第2位の認知症でしたが、現在は減少傾向にあります。しかし脳血管疾患による日本人の死亡率が依然として高いことから、脳血管性認知症のリスクが減ったわけではありません。

治療が可能

脳梗塞などの脳血管疾患の治療法が進んだことで、それにともなって脳血管性認知症の進行も止められます。しかし一度失った脳神経は元には戻りません。

まだら認知症になりやすい

脳梗塞や脳出血を起こした先の脳にダメージを起こることから、正常な脳と機能低下した脳との差が大きく ”計算はできるのに判断力が欠如している” ”さっきはできたのに、今はできない” といった『まだら認知』といわれる状態が起こりやすくなります。

 

脳血管性認知症の症状

手足のしびれや麻痺

通常の脳梗塞の症状と同じく、手足にしびれや麻痺がのこることが多くあります。

知覚や感覚の障害(感覚障害)

味覚、温度覚、痛覚、触覚、位置感覚などが鈍くなったり、筋力や運動感覚の失調が起こったり、反射神経が鈍くなったりします。

発音が正しくできない構音障害

ロレツが回らなくなったり、どもったりと、発音に障害が起こります。

進行は「階段状」と「非階段状」

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症のような進行型の認知症ではなく、脳梗塞を繰り返すたびに進行していく「階段状」の特長があります。また細かい血管が詰まるタイプの脳血管性認知症の場合は、階段状ではなく、ゆるやかに進行する「非階段状」のケースもあります。

感情の起伏が激しい!

今笑っていたと思ったら、急に泣き出す。または理由なく怒り出す、ことがあります。しかしこれらには原因がありますので、よくその原因が探ることが大事です。

 

脳血管性認知症の治療と予防

脳梗塞が止まれば、脳血管性認知症の進行は止まります。しかし一度死滅した脳神経細胞は、2度と生き返ることはありません。(別の脳が失った機能をカバーすることがある)治療法法は脳梗塞や脳出血の治療が行われます。薬物療法が中心で、手術をすることもよくあります。

予防法としては、生活習慣の見直しを最優先にする必要があります。脳梗塞などの脳血管疾患の場合は、ほぼ生活習慣に問題があります。栄養バランスの悪い食生活、過剰労働や過労、喫煙や過度の飲酒、生活リズムの乱れ、極度のストレス、運動不足などが主な原因です。

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