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若年性認知症

      2015/09/08

若年性認知症の特徴

発症の平均年齢 51歳

若年性認知症とは、65歳未満の方がかかる認知症の総称で、特定の病名ではありません。ですからアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、アルコール性認知症などの病名がつきます。

早い人では40歳ぐらいから発症するケースもあり、若年齢化が進んでいます。

脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症が多い

もっとも多い「脳血管性認知症」の場合、脳梗塞などの脳血管疾病の発生にともなうことから、ストレスが多く、生活リズムが乱れ、初期の老化現象が重なる50歳前後の発症が高まると思われます。

またアルツハイマー型認知症は、認知症全体として50%を超えていることから、必然的に高い傾向にあると思われます。

男性に多い傾向

女性よりも男性に多い傾向があります。社会でのストレスが一因と考えられています。

 

若年性認知症の症状

記憶障害と見当識障害

認知症の種類によって症状も変わります。 その中でも多いのが、物忘れや予定忘れがあります。さらに日にちや自分がどこにいるのか分からない、近所のいつも通っている場所で迷子になる、といった「見当識障害」もよくある症状です。

脳血管性認知症による症状

若年性認知症に多い脳血管性認知症の場合、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症とは違い、脳血管障害により酸素と栄養素が届かなくなった脳の機能のみに、障害は機能低下が見られるため、まだら認知症の症状が見られます。できることとできないことに大きな差があったり、できる時とできない時があったりする状態です。

その他、各認知症の症状

  • アルツハイマー型認知症の症状
  • 脳血管性認知症の症状
  • レビー小体型認知症の症状
  • アルコール性認知症の症状
  • 正常圧水頭症の症状
  • 前頭側頭型認知症の症状

 

若年性認知症の治療と予防

生活習慣の見直し

認知症、特に若年性認知症の場合は、生活習慣に原因があることが多いのです。

食事の時間が不規則、食事に野菜が少ない、肉系や脂系の食事が多い、運動量が少ない、ストレスが多い、無理をしてしまう、呼吸が浅くなっている、喫煙をする、飲酒が多いなどが「若年性認知症」の原因やキッカケになりますので、事前に生活習慣を見直すことで、発症を防ぎ、悪化を食い止めることができます。

定期的な健康診断

認知症の場合、健康診断で早期発見することができます。

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の場合、発症する何年も前から進行していますから、検査で発見することができます。突発性の脳血管性認知症の場合も、脳梗塞などの血管状態を検査しておくことで、リスクを防ぐことができます。

若年性認知症のリスクを回避するには、早期発見・早期治療がポイントです。

治療方法

それぞれの認知症の治療になりますが、中心は薬物療法です。また日常生活のなかに、予防法や悪化させない方法がありますので、もう一度生活環境を見直すことをおすすめします。

介護する人の注意

若年性認知症にかかる世代から考えて、家族にもっとも負担がかかります。体力があるため誤認したままの行動も多く、感情の起伏も激しいために、周囲を振り回したりもします。また経済的にも出費が多い時期でもありますので、ご家族は何かと大変なことが多くなります。

しかしこの病気には、家族に理解が必要なのです。急に怒り出したり、急に泣き出したり、一見なんの原因もないようですが、そこにはそれなりの理由があります。まずは、行動を叱ったり、否定したりするのではなく、理解して安心させることが大切です。

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